ピアノマンへのみち

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ピアノマンといえば、私にとってはビリージョエル。

ビリーは1995年に来日した際に阪神淡路大震災に遭遇。
その時、私も同じく大阪の地で被災。
ライブはないだろうと思ってあきらめていたが数日後にライブを慣行してくれた。
大阪の街は周りと孤立した状態で大阪城ホールはずいぶんと人は少なかったが、熱い気持ちのこもったライブだった。
涙したのを覚えている。
それ以降もビリーの曲に助けられながら今に至っている。

今年も1月17日を迎え、そんなことを思い出していた。
そうした時に何気なくネットをみていると、こんな本が紹介されていた。
「90分でいきなりピアノが弾ける本」!

1月19日発売ということで発売前の本。
ピアノを弾きたいと思ったことがないというと、そんなことはない。
ピアノを習う息子に教えてもらっていたこともある。
でも、やはり両手で違う動きをするピアノの難しさにいつしか遠ざかった。
だから、記事を読んでスルーしたが、気になって仕方がない。
アマゾンをみると、予約中となっている。
そして気が付くと初めて予約をいれた。
そして、届いたのがこの本。

うちには、子供が使っていた電子ピアノがある。
子供が大学生となってあまり弾かなくなって今はひっそりと部屋の片隅に鎮座している。
ピアノにはカバーがかけられ、上には中島みゆきさんのポスターが。

ヤマハの電子ピアノ。
まだまだきれいな状態。
子供が弾くピアノを聴いた記憶ではすごくいい音だったように思う。
恐る恐るカバーをとって、音を鳴らしてみた。
きれいな音。
電気的な音とは思えないアコースティックな音に感じる。
これでビリーやエルトンジョン、そして今や地元岡山の星である藤井風さんなんか弾けたらどんなに気持ちいいだろう。

表紙にある「90分でいきなりピアノが弾ける」というのはピアノを弾くとっかかりだ。
とにかく、この本をきっかけにスタートをきった。

ピアノマンへのみち、それは、自分にとっては、ビリーのピアノマンを気持ちよく弾けるようになるまでのみちのこと。
そして、それがかなった時、おれもピアノマンだ。

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